アルバム 『VLP』/ LEO今井
2018年7月11日(水)発売
COCP-40400 3,000円(税抜)
収録曲 | ||
01. | Wino | |
---|---|---|
02. | Bite | |
03. | Fresh Horses | |
04. | Tiffany | |
05. | Sarigenai | |
06. | New Roses | |
07. | On Videotape | |
08. | Real | |
09. | Car Alarm | |
10. | Need To Leave | |
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https://nippon-columbia.lnk.to/RU85I
VLP Horse Power Tour
LEO IMAI [LEO今井 岡村夏彦 シゲクニ 白根賢一]
大阪:12/3(月) UMEDA SHANGRI-LA
open 19:00 / start 19:30 ¥4,000 (前売/1ドリンク別)
*前売チケット発売中
ぴあ:https://t.pia.jp P: 124-261
e+:http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006064P0050001P002024996P0030012P0006
ローソン:http://l-tike.com L: 55435
問合せ: 06-6535-5569 (SMASH WEST)
福岡:12/5(水) the Voodoo Lounge
open 19:00 / start 19:30 ¥4,000 (前売/1ドリンク別)
*前売チケット9/1(土)AM10:00より発売
ぴあ:http://w.pia.jp/t/leoimai-f/
e+:http://eplus.jp/leoimai1205/
ローソン:http://l-tike.com/leoimai-f
問合せ: 092-712-4221 (BEA)
東京:12/7(金) SHIBUYA WWW
open 18:30 / start 19:30 ¥4,000 (前売/1ドリンク別)
*前売チケット発売中
ぴあ:https://t.pia.jp P: 124-277
e+:http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006064P0050001P002024996P0030013P0006
ローソン:http://l-tike.com L: 72896
問合せ: 03-3444-6751 (SMASH)
札幌:12/13(木) BESSIE HALL
open 19:00 / start 19:30 ¥4,000 (前売/1ドリンク別)
*前売チケット9/1(土)AM10:00より発売
ぴあ:https://t.pia.jp P: 128-573
e+: https://eplus.jp/ath/word/18674
ローソン:http://l-tike.com L: 12146
「New Roses」06.27.2018 先行配信スタート!
“Bite”
LEO今井
2018.04.13(金)配信シングル
TVアニメ「メガロボクス」オープニングテーマ
◆iTunes (4/13 0時より単曲・アルバム『VLP』プレオーダー受付スタート)
https://geo.itunes.apple.com/jp/album/id1369835720?app=itunes
「Bite」ライナーノーツ
LEO今井が屈強なバンドサウンドへの憧憬を素直に解き放ったアルバム『MADE FROM NOTHING』から早5年。TVアニメ「メガロボクス」のオープニングテーマとして書き下ろされた「Bite」は、まさに『MADE FROM NOTHING』からの流れを汲む王道ロックソングのようにも聴こえるが、しかし、その世界観はまるで「全LEO今井史」を俯瞰するような奥深さがあることに気付かされるはずだ。
終始にわたり楽曲の根幹を形成する狂犬が地を這うようなアグレッシブさを想起させるグルーヴは「メガロボクス」の森山洋監督から託された「荒野の地面の底から鳴っているような音」を見事に具現化。それに絡みつくようなシンセサイザーサウンドはまさにLEO今井の真骨頂のひとつであり、高揚感すらもたらしてくれる。そして、ストレートにドラマ性を育んだ前半につづき、後半はバンドサウンドが燃え盛る咆哮とともに一体感を持ちながら消失点へ昇りつめていくかのようなヒリヒリする重奏が繰り広げられ、とにもかくにも聴後に感じる痛快さったらこの上ない。語感の妙を感じる詩情から読み取れる侘び寂びも含め、まさにLEO今井を味わい尽くすことができる一曲に仕上がっている。
そして、何と言っても特筆すべきは「Bite」がLEO IMAIバンドのメンバーである岡村夏彦(G)、シゲクニ(B)、白根賢一(Dr)と共にレコーディングされていることだ。2012年以降にライブではお馴染みとなった4人は徐々に結束力を高め、それと呼応するかのようにバンドサウンドが強度を増していった。特に2017年におけるワンマンライブや「大都会」(LEO今井自主企画ツーマンライブイベント)シリーズでのステージでは「機は熟した!」と膝をたたきたくなるような瞬間が多々あり、それが今回の4人でのレコーディングに結びついたことは容易に想像できる。結果的に「Bite」という楽曲でバンドサウンドが深化を果たしたというのも頷けるというものだ。
さて、4人によるレコーディングは「Bite」だけに留まることはなさそうだ。7月11日にリリースが予定されている待望の最新アルバム『VLP』は4人での音作りによるものになる。おそらく彼らのバンドサウンドはより深く地核にまで到達し、熱く煮えたぎるマグマを荒々しく放出させることだろう。ひとまずこの「Bite」を聴いて、ニューアルバムへの期待感にしっかりと向き合っていただきたい。
– Tomohiro Kobayashi
ALBUM 『VLP』メイキング映像
ALBUM 『VLP』LEO IMAI メンバーインタビュー
――満を持して全編4人で制作したアルバムになりました。まずはそれぞれの出会いのきっかけから紐解きたいです。
LEO:
時系列で言うと、シゲクニとの付き合いが一番長いですね。私が15〜16歳の時に二子玉川の公園で共通の知り合いに紹介されたのが最初の出会い。めっちゃベースがうまくて曲作りしているやつがいるって聞いてて。シゲクニの方はデスメタル好きのスウェーデン人がいるって言われてたんだよね(笑)。
シゲクニ:
長髪で背がでかいスウェーデン人を想像してました。お互い激しいやつが来ると思ってたよね(笑)。
LEO:
実際に会ったら、ふたりとも坊主にメガネなギークでね(笑)。
――(笑)そこで意気投合して、音楽を一緒にやり始めたんですか?
シゲクニ:
うん。いろんなスタイルでやってたよね。学校でやったり、ライブハウスでやったり。メンバーも違ったり。ロックぽいものから、シンセを入れた実験的なものまで。あまりフォーマットは決まってないけど、いろいろ試してたよね。
LEO:
高校3年生の時にシゲクニとは3回くらいライブをやって、その後、私は大学進学でイギリスに行くことになりました。一方、シゲクニはkoboseでプロのミュージシャンとして活動をスタートさせる。で、そのkoboseと同じシーンに夏彦がやっていたFugerっていうバンドがいたんです。恵比寿のみるくでそのFugerをはじめて観た時の、夏彦のギタープレイを印象的に覚えていました。実際はその数年後の2009年に私のライブに来てくれた彼と再会することになったんだけど。
夏彦:
YouTubeで観た「Taxi」が気になって、ライブに足を運びました。それから今度シゲクニとLEO今井の曲を演るから、一緒にどうかっていう連絡が来て。その時のドラムはiPodだったよね。
LEO:
そんなこともあったね。2回くらいその編成でライブをやったかな。時期的には『Laser Rain』の後ですね。
――その一方で白根さんは『Laser Rain』という作品にドラマーとして関わっていた。それからこの4人としてやり始めることになった理由は?
LEO:
『Laser Rain』を出した後、自分自身の理想のサウンドというのは、やはり固定のバンドメンバーでないと表現できないのではないかという考えに至ったんです。それで、まずシゲクニと夏彦に声をかけた。白根さんとはバンドメンバーとしてはもちろん、ふたり編成でライブをやることもあった。だから、その両方をくっつけたら決まるんじゃないかっていう予感があったんです。それで2011年に4人ではじめてリハスタに入って、その時の溶け込み具合でいけるって確信しましたね。
白根:
ああ、思い出した。リハの後にたしかnutzくんが車の中で「このバンド、世界で一番すごいと思うんですよね」って言ってたよね。俺は「そうかなあ?」って(笑)。けど、そもそもLEOくんはなんで固定のメンバーでやろうと思ったの?
LEO:
アルバムごと曲ごと、ライブごとにメンバーが変わるという面白さもあるんですけど、自分が好きなタイプの音楽は一体感が重要だなあと思って。メンバーが固定しないと、ライブが毎回、作品と違うものになってしまう。再現性が低いというか。流動的なバックバンドがいて、私がひとり前に立つというよりも、同じメンバーで重ねてきた一体感の方が音に説得力も生まれるし。私が一番好きな音楽は結局そういうものですね。
――裏を返すと、自分がやりたい音楽にもっとコアに突き進んで行きたかった?
LEO:
うん、そうですね。2011年くらいにそこへ向かおうとしていた。2012年にこのメンバーでライブを重ねて、作曲とデモ作りも並行して行って、形になったのが2013年の『MADE FROM NOTHING』ですね。
――『MADE FROM NOTHING』以降も4人でのライブはつづき、その力強さや一体感は如実にバージョンアップしていきました。特に2017年はかなり屈強なライブバンドとして成長しましたね。
夏彦:
4人ともライブの時の沸点が似てるんですよね。白根さんが引っ張っていくグルーヴに乗っかっていって、頂点に達していく感じが。ぜったいアドレナリンが出まくって、上り詰めている瞬間は一緒だと思う。それは一番最初に4人でスタジオに入った時に感じた沸点とシンクロ度のまま、ライブを重ねるごとにどんどん拡張していってます。それがもう楽しくて、あったかい(笑)。
シゲクニ:
LEOとnutzは特に変わったよね。音が前に出るようになった。声もそうだし、ギターの音も。
夏彦:
LEOはMETAFIVEでの活動の影響もあると思う。METAFIVEの後はピッチも声の出し方も良くなってる。ギターの音像に関しては、LEOと俺の音の立ち位置を考えるようになったからかな。
白根:
俺のドラムもシゲくんのベースも割とうるさい方だけど、LEOくんはその上で自分の声を届ける術を手に入れたよね。最初の頃と明らかに違う。
――ライブで培った強さや一体感が遂に『VLP』というアルバムとして昇華したわけですね。
LEO:
前作の曲の中でもライブで演って、特に説得力のあるものは「Furaibo」や「Omen Man」だったわけですけど、次のアルバムは全部そういうものにしようと。電子音やバックトラックの要素をなるべく削ぎ落としたいという思いで臨みましたね。
――以前聞いたお話では、これまでのレコーディングはLEOさんが持ってきた楽曲の骨子を正確無比に3人が表現するというものだったと思うんですが、今回そこに変化はありましたか?
LEO:
家でデモを作って、ベースとドラムを打ち込んで、それをアバウトな楽譜代わりにして、曲を録っていくという基本的は部分は一緒だったんですが、今回はレコーディングの前にそのデモ音源をもとに4人でプリプロダクションをしました。そこでただの青写真だったものが、肉体化していきましたね。
白根:
これまではバンドスタイルの曲でも4人で「せーの!」で演ることはなかったもんね。せいぜいドラムとベースが一緒に演るくらいで、基本はLEOくんのアイデアをトレースしていくものだった。それが今回は演奏もボーカルも一緒に、まずは時間をかけて練習したんだよね。
シゲクニ:
いつもと違ってデモの段階でベースラインも決まっていないものがあったから、ある意味、不安だった。プリプロで弾いた内容をあとでちゃんと聴いておいてねって言ってたもんね(笑)。
白根:
そういう中でハプニング的に生まれたアイデアもフックアップしていて。それは明らかに今までと違うやり方だったんじゃないかな。
――LEOさん自身もかなりこれまでとは違う意識だった?
LEO:
いい意味でテキトーというか。デモの作り方は変わっていなんだけど、バンドの生身をうまく収められたらいいなということをイメージしていました。かちがちに決まっているリフもあれば、全部お任せしてしまうというものもあったり。
白根:
こういうLEOくんもいるんだっていう新鮮さもあったよね。バンドとして委ねてくれている瞬間があって。
夏彦:
ノリが悪くなることはなかったですよね。全体的な流れが滞ることがなかったのは、LEO自身の判断に余裕があったからだと思う。
――ここからは収録曲について聞いていきます。まず「Wino」。キーワードに「ゴスウェスタン」というものがありますが、CDのブックレットのアートワークにある4人の写真もまさにそういったイメージで、アルバム全体にも通じるものですね。
LEO:
暗闇に白いキャンドルがたくさんあって、そこで鳴っているブルージーでカントリーな音楽というか。この曲は特にそういう要素が強いですね。歌詞は夢の世界を描いたものです。
――2曲目「Bite」はTVアニメ『メガロボクス』のオープニングテーマ制作をきっかけに生み出されたものですが、アルバムを引き締める上でも非常に重要な曲になりました。こちらも「キリング・ジョークとレイナード・スキナード」というキーワードがある通り、渇いた感じと鋼鉄感が同居していますね。
LEO:
うん。近未来感と土臭い感じを組み合わせたかった。(『メガロボクス』)森山洋監督のインスパイアされた世界観が似ていたんです。映画『レポマン』の砂漠のイメージとか、ジェイムス・ギャングの音楽とか。だからアニメ作品が目指すものと、いま自分が作りたいというものが一致してるなあと思ってすぐ出来上がったんです。その調子に煽られるまま、アルバムに向かえたので、ある意味火種になった曲ですね。
――「Fresh Horses」はライブ映えする疾走感が気持ちいい曲なんですが歌詞に注目したいです。“エゼキエル”という旧約聖書に出てくる預言者の名前を皮切りに、“葡萄の蔓をつたう魔法”(※訳詞はCDブックレット参照)をはじめ宗教的なイメージを受けます。
LEO:
そうですね、聖書からの描写をいろいろ使っています。もともとイントロのメロディを4人で歌いたいと思っていたんです。ゴスペルソングとかバーバーショップの歌のようなね。40年代〜50年代のそういうポップソングも歌っている内容は聖書をモチーフにしていて、そこから影響を受けていますね。
――さらに“ここに来た目的は戦 エンタテインメントじゃない”という力強い宣言が印象的です。
LEO:
“Fresh Horses”っていうのは中世時代の闘いで、バタバタと馬が倒れた時に「新しい馬を持ってこい!」という掛け声なんです。だから、歌詞の内容もすごくアグレッシブになりましたね。戦のシーンを思わせるスピード感のある曲ともうまく合致しているし。
――さらに“今回こそ”“一直線になる”というのはバンドとしての結束を伺える頼もしいひとことで、先程から話に上がっている4人の充実ぶりにつながるもの。だからこそ、“ここに来た目的は戦 エンタテインメントじゃない”という高らかな宣言になったのだと想像します。
LEO:
よくライブを戦いに置き換えるんですよ。戦うように演奏する。そして、それは自分との戦いなんじゃないかと。自分の中の悪霊だったり、肉体的な限界だったり。社会に対してとかシーンに対してとかではなく、自己との闘争です。
――つづいて「Tiffany」。タイトルのせいなのか艶めかしさもある一曲。
LEO:
これはデモの段階では“シャーデー イン ア ナイトメア”みたいな感じでしたね。それが白根さんのアグレッシブなプレイと夏彦の特徴的なギターノイズでゴリッとしたものになって、ミックスの段階でヒップホップぽい音作りをしたのでアルバムの中でも異色なものになりました。
――「Sarigenai」はLEO今井節が聴ける一曲。この曲は特に各メンバーのプレイアビリティに注目したいです。
LEO:
この曲は特にそうですけど、今回のアルバムは白根さんのパッショネイトでフルボリュームなドラムが聴けますよ。シンプルな曲だからそれぞれの演奏をしっかり聴くことができるかもしれないですね。ライブで演るのも楽しみです。すごいトルネードが巻き起こるんじゃないかと。
――「New Roses」は一聴してにやけました。LEO今井の自由な羽ばたきの極致というか。
LEO:
自由に作ったし、初心に返ったというか。学生の時に作ってたものに近いというか。こういうテンポとかビートの感じは好きなんだけど、あまりなかったんですよ。デモの段階ではこれ演奏できるのかなってシゲクニと話してたものの、わりと早い段階でバチッとハマりましたね。
――「On Videotape」は『Film Scum』にも収録されているということで、ある意味、アルバムのきっかけにもなったのかなと。
LEO:
この曲を作ったときから、ダークでヘヴィなもののイメージはあったんだけど、今になって聴き比べると結構渋い曲に聴こえますね。
――『Film Scum』からの流れで言うと、次の「Real」もつながるものじゃないかと思いました。『Film Scum』で抽出した澱が増殖して、最終的に壮大なロックアンセムに帰着してます。LEOさんの深いところにある純度の高いものが詰め込まれているのではないかと。
LEO:
意識してなかったけど、そうかもしれないです。歌詞は一番シリアスなもの。付け加えると、実はサビは2015年のMETAFIVEのレコーディングの時にあったアイデアなんです。それをどんどん広げていった感じですね。あと、LAのヘアメタルの要素を取り入れてみたかったりもしたんだけど、最終的にはダークで重厚感あるものになりましたね。
――「Car Alarm」はグッドメロディが聴けるラブソング。
LEO:
うん、失恋ソングですね。ボーナストラックのような感じで作ったもので、こういう曲がアルバムの中にお口直し的に入っていてもいいなと。
――そして、最後の「Need To Leave」。これはもうとにかくフェスの大きなステージで、コーラス隊も引き連れるようなパフォーマンスを観たくなるような、スケール感のある一曲になりましたね。
LEO:
個人的にも好きな曲です。もともとは弾き語りを演ってる時にサウンドチェックで思いついたようなコード進行で。とにかくダイナミックなものが作りたかった。
――聴すると「Real」と同じような印象の曲なんですが、実は対極にあるような気がしていて。「Real」は深いところにもぐるような感覚があるのに対し、「Need To Leave」は広がっていくイメージです。
LEO:
とても悲しい曲ではあるんだけど、最後に少しだけ希望が見える曲です。
――アルバムが発売された後はリリースパーティーがあり、さらにフジロック出演です。意気込みをそれぞれ聞かせてください。
夏彦:
1997年の初年度にもみくちゃにされたフジロックにLEO IMAI BANDで出演できるという満ち足りた状態で臨みます。
シゲクニ:
リラックスしてできたアルバムだったから、ライブもリラックスした感が出ると思います。
白根:
いつかLEO IMAI BANDで出れるといいなあと思ってました。山に向かってかまします。高尾山でぶつかり稽古って感じの高地トレーニング始めてますから。苗場震わせますよ。
LEO:
リリースパーティーとなる『VLParty』では、アルバムが出来る時の青写真が見えるようなセクションも実験的にやってみようと考えています。ライブ本編とフジロックでは、ドンギマリ状態で気持ちよく白目むきながら演りたいです。迷わずできる状態にあると思います。だから楽しみにしてます。アルバムの曲をさらなる圧力とヘヴィネスとエモーション、ソウルで見せつけたいところでございます。
Interview by Tomohiro Kobayashi